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不動産が高くなる原因が場所次第で異なる

生活するうえで大きなウエイトを占めるのが不動産の存在です。
というのは現代社会ではこれがないと安定した生活ができないからです。
その不動産は決して安い買い物ではありません。
安い買い物ではないことが人々の生活物価にも大きな影響を与えています。
都会で高くなる最大の原因は土地が高いからです。
土地が高いことと土地の分の固定資産税も高くなるので、それだけ収入が高くないとやっていけなくなります。
だから都会では土地代と人件費の両方を回収しようとして家賃や外食費などが高くついてしまいます。
一方で離島もある意味では物価が高くつきます。
離島の不動産も都会とは別の意味で高くつきます。
離島の場合は土地は安上がりで済ませられたとしても、建物費用が高くつくからです。
建物費用が高くつくのは本土から建設資材や建設労働者を投入しないとならないからです。
ほとんどは船で輸送するので船の輸送費が加算されて建物費用が高くつきます。
また不動産以外の大半の物資も船で輸送されるので、あらゆる物資には輸送費が加算されて生活全般の物価が高くつくことになります。
また離島の場合は本土と違ってどこでも勝手に土地の開発をするわけにはいきません。
勝手に土地開発ができないのは水道や電気などインフラ整備に多額の金が必要なこと、乱開発による自然環境破壊を守るためもあります。

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